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執筆者の写真Ushun Kitahara

いま。若い人たちへ伝えたいこと。



■ひとことで言えば、何も変わらないってこと。


 先日個展があり、久しぶりに自分のプロフィールを紙に出力したんだよね。

そのプロフィールをみんなに見てもらうのに僕の人生を大きく3つに分けて説明したんです。


3回目の人生

1回目は10代~30代前半まで続けた音楽活動。プロを目指して頑張ってた時代。

2回目は30代で起業したビジネスマン時代。

そして3回目の今、40代後半からスタートしたフォトグラファー人生。


これら自分の人生を振り返って思うのは、いつの時代も、どんなに新しい最先端の技術が登場しても、僕ら人間は結局のところ何も変わらないってこと。



新しい音が流行っても・・・

カメラならミラーレスが主流になっても・・・


その技術はやがて古くなり、クラシックロックのように呼ばたりするようになるんだ。


僕も若いときなんか、居酒屋とか出掛けたときに演歌がBGMで流れていたりするだけで嫌で、演歌が流れる居酒屋には絶対行かなかったぐらいだ。年末に実家へ帰っても、家族が紅白をみていたら苛立って、家を飛び出していたぐらい演歌を嫌っていた。




でもね、ある程度歳をとってきたら分かったんだ。


親や爺ちゃんばあちゃんが何故、演歌に惹かれてきいたのか?!

僕らの世代が何故、今ではクラシックロック呼ばわりされる音楽に惹かれてきたのか?!


若い人たちの中にはもしかしたらB'zのどこがいいの?とか、矢沢永吉のどこがいいの?X JAPAN古くね?なんて生意気な口を叩いているかもしれない。


僕にも同じような経験があって。それは、サザンの曲「TSUNAMI」だった。決して僕はサザンオールスターズの熱狂的なファンじゃないけど、この曲が確か始めてTVでオンエアされたときだった。きっと色んなことが曲と重なったんだよね。衝撃的だった。ドーン!!と思いっきり突き刺さってさ、今まで経験してきたことを思い起こして泣いていた。


そんな経験から、行き着くところは結局同じなんだよ。み~んな。


繰り返しているんだ。


僕がロックミュージシャンに惹かれて彼らのような生き方を目指したように・・・

爺ちゃんもばあちゃんも演歌歌手に歌だけじゃなく彼らの背景に惹かれていた。


生きる時間軸?世代とか時代は違っても、その時代の象徴を核として心に刻みながら、人は同じ方向を目指して成長している。


どんなに最先端のカメラがあっても。。。

人が見たい写真、つまり画は、毎日の生活で共有しあえる体験や人生が撮れているかってことなんだ。


どんなに新しいサウンド、音楽が流行っても。。。

最終的にその音が毎日の生活で共有しあえる体験や人生が、音、等身大の声にして歌え、且つ反映させる技術を持っているかってことなんだ。


人生はだから面白い!

積み上げた分だけ見える景色がある。それを上手くアプトプット出来る奴が本物のアーティストだ。ここで言うアーティストは音楽とか写真家だけのことじゃない。科学者かもしれないし野球選手やサッカー選手かもしれない。介護や保育園で常に研究している方とか政治家とか弁護士とか医者とか"先生"って呼ばれる人かもしれない。影響力を与える人たちすべてがアーティストなのだ。


人生が美しいっていうのは、先導するアーティストがいて、「気付いたら同じところを辿っていた。」そういうことなんだな。

次回は、残された時間で僕のやりたいこと!を書きます。

僕自身が夢を実現させるために書き記します。



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