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コロナ明けは旅のはじまり

  • 執筆者の写真: Ushun Kitahara
    Ushun Kitahara
  • 2021年3月6日
  • 読了時間: 2分

写真っていうのは、たまたま撮った写真、あるいはたまたま撮って頂いた写真に魅了され、簡単なのに奥深い魅力に取り付かれていく。そんな気がします。


その欲求は尽きることがなく、今日こそ昨日よりもいい写真を撮りたい!仕上げたい!なんですよね。


このブログのテーマである"そこらへん"でも簡単に楽しめてしまう写真を撮って撮って撮りまくっていくうちに、いつのまにかカメラを持ち歩くことが当たり前になり、地球の裏側だろうがどこでもシャッターを切って自然と学ぶようになる。


僕は今のところ営業らしい営業をかけて仕事をしていないのですが、写真の仕事も1年目よりも2年目、2年目よりも3年目、3年目よりも4年目のほうが定期的に仕事になっている。コロナの影響で正直厳しいけれど、写真で信用を獲得する機会は増え続けている。そんな気がしています。


便利な時代になったこと。

そして写真を撮る人間と編集を行う人間が同じ人間が行うようになったこと。

これが、昔のカメラマンさんと圧倒的に違いなのかな?


撮る技術は昔のカメラマンさんの方がきっと圧倒的に優れているでしょう。なんていってもフィルム時代は一発勝負ですから。たとえポラがあるとはいえ、瞬時にカメラで光をコントロールする技術はとてつもない数のシャッターを切っていないとなかなかそうできるものじゃない。


しかし今は今。


そんな不便だったからこそ叩き上げのように鍛えるのではなく、撮った写真をその場でフィルムのように消費を気にせずデータを確認して良し悪しが判断できるのは素晴らしいこと!


更に編集を人に任せず、自身で出来るというのはよりハイレベルなクオリティを目指せる環境が目の前にあって、しかもただ同然ようにあるのだからそれを使わないのはメチャメチャもったいないのだ。叩き上げなんていうのはもはや過去のもので、今の時代は写真を自由に楽しみながら学べる時代。これが最高だ。


もちろん叩き上げ時代のカメラマンさんを否定するわけじゃない。だってクライアントの現場で緊張感は大事ですし、軽い気持ちで現場の仕事を取り組んではいけないでしょう。その思いは、時代が変わってもしっかりとリスペクトしないといけません。


2021年は緊急事態宣言が再々延長なんてことになりましたが、もう少しだけ辛抱しましょう。緊急事態宣言が解除されたらまた新しい出会い、新しい世界、新しい気付き、そして再会の喜びをファインダー越しで楽しみ、もう一歩先の写真を撮りたいと思います。


2021年。まもなく光と彩、心と体のクロスオーバー。僕の写真の旅がはじまります。

 
 
 

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