top of page

天気が悪くても楽しめるそこらへん

  • 執筆者の写真: Ushun Kitahara
    Ushun Kitahara
  • 2021年2月25日
  • 読了時間: 2分

天気が悪いから今日は外で撮れないなぁ。モデルがいないから今日は撮らない。 そんな悠長なこと言ってる場合じゃない!というかそれを撮らない理由にしちゃったら、40後半からプロカメラマンなんてやってない。


撮るのが好きなんだからいつでもどこでも写真を撮る!そこに理由なんていらない。

毎日撮る。毎日楽しむ。毎日勉強する。


大きなスタジオがなくても、家でちょっとしたスペースがあればそこは立派なスタジオだ。


高価なアクセサリー類を持っていないから撮れない!それも理由にはならない。

市販で売っているものに似たものを自分で作れるなら自分で作ればいい。



僕の周りの外国人の多くのフォトグラファーは、決して最新モデルのカメラを使っていない。むしろ中古で安く手に入れたカメラを大事に使っているし、それで表現もしている。しかもそのクオリティは国内で広告カメラマンをやっているフォトグラファーよりも優れている場合が結構あるほどだ。これは僕の個人的な印象に過ぎないが。


少し前にたまたまテレビでオーストラリア人が日本に雪を観に来た!っていうのがやっていた。そのオーストラリア人の友達や周りはみんな雪を知っていて、彼だけが雪を全くみたことも触ったこともなかったんだ。彼は北海道に行き、はじめての雪にダイブして雪を楽しむ。雪を体験する。


僕ら日本人にはちょっと想像がつかない行動だ。

たったひとりで日本に来て、顔もカラダも全身雪だらけになって興奮して楽しむ。

しかも真っ裸で。


テレビでオンエアされたということは、それぐらい日本人の感覚とはまるっきり違って、画が面白くとてもインパクトがあったから。


きっと観た人は変わった人だ~面白い人だ~!!って笑ってテレビをご覧になったでしょうね。僕も勿論楽しみました。


が、これが外国のカメラマンと日本人のカメラマンの差でもあるんだよね。


体験、経験、実験の数が違う。

失敗も成功も。全部自ら行動をおこし結果につなげている。


平均的な技術は高いのは日本人かもしれないけど、その上にいけないのは、きっとこの差に違いない。


僕は、その上に行きたい。だからそこらへんをいつだって楽しんでいる。


今日の記事にアップしてる写真に写っている、木目の背景、造花、黒い影、黒いテーブル、これら全部100円ショップで具材を買ってきて作ったもの。両面テープなど入れても1000円しない。それでもこれだけ撮れる。


写真って面白いね!






 
 
 

Commenti


bottom of page